今年度最後の地域ケア個別会議となりました。
テーマは「キーパーソンがいない方の、急変時や突発時の支援方法」でした。
事例提供者からは、「認知症症状進行に伴い、公的な支援が必要と思われるが、本人にどのように説明し了解を得ればいいか。誰がキーパーソンになり、支援を行う上で誰に相談をすればよいか、わからない状況にある」とのことでした。
事例提供者からの感想は「私と違った視点のお話もあったし、お薬やリハビリなどの情報もとても勉強になりました」という感想でした。
一人または家族も視野にいれて、支援をしているケアマネージャーですが、求められていることも大きいです。多様な知識が求められます。
専門職からの意見は、法律・制度・権利・専門性から客観的なアドバイスが出されますので、視野が広がりますし、パッとひらめいたり、根拠や原因がわかり悩みが解消することもあります。
何よりも一番大切なことは、本人がどう思っているか、どう生活したいと思っているかを考えることです。言葉と本心も一致しているとは限りませんし、一緒に考え一緒に進んでいきます。
どんなに認知症があろうと、どんなに意思を表に出すことができまいと、必ず意思はあります。1人だと困難なのでどうやって支援するネットワークをつくるかもとっても重要。
みんな一生懸命ですが、この場は、たまには仲間で話し合い息抜きも兼ねています🙂なにはともあれ、様々な理由から孤立・家族がいないなどのケースが増えてきています。まだまだ継続してケース検討を重ねて、実践を積み課題解決に向けて協力していきましょう。
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