長年活用してきた「わかる事例検討会」、工夫してきたもののちょっとずつ方向性の修正が必要なようでした。そんな時に当時「わかる事例検討会」を教えていただいた、岩手保健医療大学の大沼先生にレクチャーしてもらう機会ができました。そんなことから始まった怒涛の2週間。
まずは一発目、いつもの地域ケア個別会議。
先生からは、もやもやしていたけどはっきりと言葉に出しきれない部分を、ズバッとアドバイスされ。厳しかったけどもやもやがすっきりしました。もう一つ、わかる事例検討だって前に進んでいるのよと、ブラッシュアップしてきたんだと話されました。もードキッとしました。半面元気ももらいました。
実は、アドバイスと前に進んでいるということが、もやもやして目の前がぱっと開けた気持ちもありましたが、とても悔しい気持ちもふつふつと…。
その日のうちに、同じわかる事例検討を活用している、弘前市西部地域包括支援センターさんへ見学のアポをとりました。なんと次の週にさっそく開催されるということで勢いのまま向かいました。
写真は地域ケア個別会議の一場面。ハイブリット型で来たい人は来て、そうでなければオンラインでやってます。
ちなみに中泊包括は、コロナ明けから基本は集合にこだわってやってます。※どうしても出れない方はオンラインも方法としてます。
感動しました。事例提供者が、途中から何かに気づき考えてるんですよね。この場面をつくれるのが素晴らしいと思いました。なぜ今の場面ができるのかとみました。
1.チームが共通した目標を持ち、地域ケア会議にむかっている。
2.それぞれが専門職としての技能を発揮している。
大きな部分はこの2点かなと思います。
あとは、やっぱり前を向き、次に進み、進化していこうという熱い気持ちでした。
次はそのまま、大沼先生に誘っていただいた「わかる事例検討会webせんだい」に出席しました。北海道から沖縄まで、色々な職種の方と事例検討会でした。簡単な感想ですが、とっても楽しかった。その一言。
タイトルの通り、前に向かっていかないと廃れていきます。気持ちと経験だけでも、少しずつずれていくので大切なのは、基礎となる土台をつくること。土台もかわるので自己研鑽しアップデートし続けること。
「わかる事例検討会webせんだい」では、22歳の卒業したての保健師さんが出席しました。参加者はほぼおそらく私(40前半)よりもベテランの方たちがほとんど。
大沼先生からは、この若い世代を育てることが私たちの役目ではと問いかけられました。あとは、さっきのアップデートのお話ですが、これからの学生さんたちは新しいアップデートされた勉強をしてきます。世代間の価値観などの違いもありますが、共通した言語は変わりません。私たちも常にアップデートしていけるように頑張っていこうと思います。
あたふたした2週間でしたが、元気になれた2週間でした。新しい繋がりもできてとても大切な機会を得ることができました。
みなさんありがとうございます。
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