定期的に開催している地域ケア個別会議。個別の課題から事例を集めることで地域課題が見えてきます。
独居、認知症がある高齢者のケースがありました。地域との繋がりがほぼなく、家族は近くに住んでいません。
最近はこんなケースも多々あります。
何が課題って、周りから見ているととっても心配なことだらけで、それは近くの方なら近いほど顕著に見えています。もう在宅生活は難しいのでは…。死んでいたらどうしよう…。
近所の方は、意外と現状を知っています。民生委員や地区関係者は見守りしていても、その先まで支援できないことに対して責任を感じています。
本人は・・・。人を受け入れることが出来ない状態であったり、自分の状況を正しく判断できずに生活を続けていたり、意外と困っていることは何処かで感じていてもどうすればよいかわからない人もたくさんいます。
まずは、しっかりと関係性をつくることが大切になります。
意外と、色々なきっかけから挨拶できるようになることがあります。
そして書いたように、地域との関係性は薄くても、地域は結構見守ってくれています。その見守りの力を保つのも(モチベーションなど)専門職の役割の1つ。
そして本人自体、地域との繋がりを絶っていたとしても、どこかで繋がりや助けを実は求めていたりとか・・・。
その、ちょっとした繋がりを繋げていくのが、私たち専門職の得意分野でもあるのですが、やはり人の人生です。うまくいかないこともたくさん。
色々な人たちと、対話をして、色んなことを理解し合って、初めて地域で支えることができると感じています。
そんな感じで事例1つ1つを大切にして、解決したりと誰でも住みやすい地域を目指していきたいと思います。
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