今回は『高齢者世帯の夫が認知症の妻の介護をしているケース~せめて定期受診してほしい~』でした。

それぞれの職種から、様々な意見がありました。

・認知症の妻に対して、怒る夫に対して、脅し文句になるのではないか。

・介護保険サービスに繋ぐ。

・介護保険サービスを利用するために、人に慣れる必要がある。

・かかりつけ医へ相談する。等々・・・。

さて、長年連れ添った夫が介護してますが、必要と思われる介護がされていない。今回のケースもですが、「高齢者が高齢者を介護する」「認知症高齢者が認知症高齢者を介護する」という課題もありそうです。

どのように本人の意思決定を支援し、公序良俗に反せず、生命を守りながら、夫の思いも尊重していけばいいのでしょうか?

事例提供者は、みなさんの意見・アドバイスから、もう一度最初から見直してアプローチすることと、医療との連携(医療への相談)について実践しようと思ったそうです。

終わったあとは、和やかな雰囲気です。とても心強い専門職の方々です。

 

さて、前回の地域ケア個別会議のその後・・・

『独居で認知症症状が進んでいる方の家族への支援方法』でした。その後は、近隣の親戚と一緒に、県外在住の子供へ状況を伝え、今後について話し合い情報共有しました。協力者の親戚は、本人の認知症や生活状況を理解しながら、本人が出来ない部分をお手伝いしています。本人は今も変わらず在宅生活を継続しています。

前回のブログです ⇒ 地域ケア個別会議

 

 

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