地域包括支援センターって、地域によって色々な呼び方ありますが、中泊町では「包括(ほうかつ)」と呼ぶと通じます😃

 役割は、介護・医療・保健・福祉の専門職が、主に高齢者の相談に応じたり、関係機関や町民と協力して、住み続けられるような地域つくりを行っています。

 どんな業務をしているかというと、「総合相談支援」「介護予防ケアマネジメント」「包括的・継続的ケアマネジメント支援」「権利擁護」の4つに分かれています・・・が、やっぱりなんだろう?と思うのではないでしょうか。

 その中で今回は「総合相談支援」について説明します。

 総合相談支援って名前の通り、本人・家族・地域住民・地域資源等、幅広い相談受けています。相談の内容を把握して、適切な機関や制度・サービス・社会資源の紹介、ちょっとした生活の改善を提案など、一緒に解決に向けて考えます。

【相談の例】

・移動手段がない(買い物・病院等)。

・退院後、自宅の段差どうしよう。

・お風呂に入りたいけど、浴槽をまたぐのが大変。

・話をする場や運動する場はないの?

・いつもお金を必要以上に下ろしている高齢者がいる。もしかして認知症??

・近隣の一人暮らしの人が心配。

・いつも変な勧誘の電話がかかってくる。

・介護が必要になった時の為に介護保険を知りたい。

・雪かきが出来ない。  ・・・等々。

 どうやって解決に向かっていくかと言うと、介護保険申請や、通いの場の紹介、消費者センターの紹介、自宅訪問、民生委員に相談など様々な方法から相談者に合った方法を考えていきます。

 では、困ったら相談くださいと言いますが、相談が遅くなると、認知症が進んでいたり、問題がいくつも重なり複雑化している場合もあります。

「あれっ?」と思った時、なるべく早く相談したほうが早い解決に繋がりやすいです。

 なので、こんなことでって思うような相談でも、~を知りたいでもいいんです。知ることで予測し予防ができます。

 何よりも住み慣れた地域で暮らし続けることが出来ると思います。

 今回は総合相談支援についてでした。包括は相談だけではなく、通いの場の後方支援、色々な会議など色々な業務も行っています。少しずつご紹介していきます。

 

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